夏?秋?

tosibo32006-09-03

ちょいともん吉君(ホンダのモンキーZ50)をいじってみようかとガレージのシャッターを開ける。
もん吉君の位置はガレージの一番奥。
手前にはTDM、カタナ、Pan-Europeanの大型勢がどっしりと鎮座ましましてます(ーー;)。

仕方が無いのでまずは一番手前のPan-Europeanを引っ張り出す。


うんこらしょ・・・ゴトン(←悲劇の始まりの音)


ありゃ、フロントタイヤが敷石の間の段差に嵌っちゃったよ・・・orz。

うんせっ・・・・よいしょ・・・うがぁ!!!

こうなると重量級のPanは悲惨であります。
ピクリとも動きません。
仕方が無いのでエンジンかけて動かそうと思ったら・・・キーは家の中です(ToT)。

キーを取りに行くにも、車体が立ちすぎてサイドスタンドが使えません。
つまりバイクから手を離せない状態。


・・・まずいぞこれは・・・。


家の中にいるはずのお袋に声をかけるも2階にいるらしく返事無し。

「おーい」←最初は小さい声

「おーい!」←やや大きい声

「おーい!!!おかぁさ〜ん!!!」←近所中に聞こえる大声(恥)。


ようやく気づいてもらえてキーを持ってきてもらう。
エンジンをかけてバイクを前進させ、取り合えずサイドスタンドでバイクを立てる。
この時点で既に汗だく(ハァハァ、ゼイゼイ)。
しかし、依然前輪は約5cmの段差の下。Uターンさせるスペースは無いのでこの段差を乗り越えてバックさせなければなりません。


段差に板を置いてスロープを作り、再挑戦。


そりゃぁ・・・・うりゃぁ・・・・こんちきしょー!!!


もう一歩のところまで上がるのですが、駄目です。上がりません。
汗はまるで滝のように噴出しています。
ガソリンタンクの上にポタポタと流れ落ちる状態。
Tシャツもびしょびしょです。


もう一度サイドスタンドで立ててしばし休憩。完全に息が上がっています。
今度上がらなかったらやむを得ない、誰か助けを呼ぼうともう一度渾身の力で再挑戦。


ようやく上がりましたよ。


この間およそ30分。上半身の筋肉はパンパン、膝はガクガクです。


いや、マジで参りました。
一日分の体力、全部使い切りました。
もう、もん吉君いじりの気力はありません。


顔を洗い、汗だくの服を着替えてボーっとしていたのですが、見上げるとそこには雲ひとつ無い青空が。
で、もん吉君いじりはやめにして、せっかく苦労して引っ張り出したPanで日光へ行ってきました。←われながら懲りない奴です(笑)


しかし・・・。


走り出したら暑い。もんのすげー暑い!。
気温は33℃。Panのタンクやプレームはチンチンに熱くなってます。
やっぱ、このバイク、夏場に乗るもんじゃないです。
カタナも結構エンジンの熱が足に当たりますが、こいつはその比じゃありません。
まさに走るサウナ。
我慢しきれず、宇都宮のガソリンスタンドで小休止。
グローブを外してびっくり。手が汗でふやけちゃってます。
これ、メッシュのグローブですよ。
Panは手にもほとんど風が当たらないんです。
着替えたばかりのTシャツはまたまたびっしょり。


しばしスタンドの中の冷房で体を冷やし、タンクを新しいガソリンで冷やし再出発。
下道で渋滞なんぞあったら死んじゃうので宇都宮から高速に乗りました。


今市まで来るとさすがに風が涼しくなってきて、ようやくツーリングモード。
中禅寺湖で湖を見ながらちょっと遅い昼食。
気温は19℃。まるで天国です。

いつもの喫茶店の店内では赤とんぼが涼んでました。
そういえば、いつの間にか背中が赤くなってきてるんですね。


そろそろ山を降りても涼しいかなという頃を見計って金精峠−赤城周りで帰路につきました。


で、まだ上半身がピクピクしてます。
明日は筋肉痛だな、こりゃ。