あぁ

カタナでどっか行きたいなぁ。

きっちり積めるパニアもいいけど、やっぱりズタ袋みたいなダッフルバックに荷物一杯つめてさ、
リアシートに平ゴムとネットでくくりつけてさ、
高速道路の地獄めぐりのあと、人気の無い峠をしばらく走るとさ、
ちょっと足元の悪い砂利道を過ぎると木の橋があってさ、
かわいいおねえちゃんはいないけど、代わりに降るような星空に囲まれてさ、
天幕には夜露がびっしり降りるくらいの冷気でさ、
眠くもないのに寝袋の中にもぐりこんでさ、
獣の声に怯えながらもいつの間にか眠っちゃっててさ、
気がつくと、テントの外が薄明るくてさ、
外に出ると、一気に眠気が吹き飛ぶような朝焼けでさ、

生きててよかったぁと思えるようなツーリングがしてみたいです。