今週の読み物

う〜ん、どうもツーレポを書く気になれない・・・。

なので、本のお話です。
ようやく通勤電車が平常ダイヤに戻り、落ち着いて本が読めるようになりました。

今週のお題はこの2冊。

沢木耕太郎著「危機の宰相」。
戦後の高度成長をやってのけた池田勇人のお話ですが池田首相の話はあんまり出てきません。
代わりに周囲の優秀なブレーンが目立ちます。
政治家ってのは親方がどんなにカリスマでも、優秀なブレーンがいなきゃダメってことなんでしょうね。
菅さんに足りないのはそこかっ?と思いました。
内容はかなりまじめな内容であの「深夜特急」の作者が書いたとはちょっと思えない内容でした。


2冊目は、

山本周五郎著「寝ぼけ署長」。
山本周五郎唯一の推理小説です。
居眠りばかりしていて「寝ぼけ署長」のあだ名を頂いちゃってる一見、ぱっとしない警察署長が次々と事件を解決していく物語です。
ただ解決するだけじゃなく、犯人にも暖かな心で接する署長さんの心が温かい。
まぁ、こんな警察署長、いるわけねーだろっ!とは思いますけどね(^^ゞ。