「夜の光」/坂本 司


(「BOOK」データベースより)
「約束は交わさない。別れは引きずらない。大事なのは、自分に課せられた任務を遂行すること。正体を隠しながら送る生活の中、出会う特別な仲間たち。天文部での活動を隠れ蓑に、今日も彼らは夜を駆ける。ゆるい部活、ぬるい顧問、クールな関係。ただ、手に持ったコーヒーだけが熱く、濃い。未来というミッションを胸に、戦場で戦うスパイたちの活躍を描く。オフビートな青春小説。」


表紙に描かれた天体望遠鏡と、こんな宣伝文句に誘われて買ってみました。
最初はつまんねぇ話だなと思っていたのですが、読み進むうちに大昔を思い出しました。


小学生5、6年生の頃、、週に一時間だけ文科系クラブ活動の時間がありました。
色々選べたんだけど、おいらが選んだのは「天文クラブ」。
超低人気で、クラブ員は4名(笑)。
途中で別のクラブに変えられるのに、2年間誰も新しいメンバーは入らなかった代わりに誰も辞めなかった。
天文クラブって言ったって、小学校の授業時間にやるわけだから、夜空を見るわけでもなく、天文雑誌や図鑑を眺めたり時々は顧問の先生が星野話を聞かせてくれたりする程度の超緩いクラブでした。
そんな小さなクラブにいた紅一点のひとつ年下の女の子。
名前も忘れてしまったけど、そういえば結構かわいかったなぁ(遠い目)。