すごい男がいたもんだ〜♪

昨日の出張時、上野の駅で13:00発の特急列車を待っておりました。
列に並んでいると、おいらの後ろには声高にしゃべりっぱなしのオバタリアンの二人組み。
目的地まで1時間半、こんなおばちゃんの近くに座ったらゆっくり寝ても入られないし、本も読めない。
なので、なるべくその二人組みとは離れた場所のシートを確保。
さて、ゆっくり寝て行くかと思ったのもつかの間、「ここ、空いてますか?」と歳の頃60半ばと思われるちょいワルオヤジ風のオジサマが。


このおじさんが凄かった。
隣に座るなり、テーブルを出して缶ビールの500を2本、どんと置きました。
おもむろに一本をプシュッ。
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッと3口。
缶から口を離し、おいらはその缶をテーブルに置くのだろうと思っていたら、クシャリと握りつぶした。
もう、飲んじゃったのかよ(◎◎)。
そして、2本目をプシュッ。
今度はゆっくり飲むのかと思ったら、車内販売のおねぇさんが見えた途端に一気飲み。
そして、「ビール2本下さい」
3本目はまたまた3口で空。
4本目はチビチビやってましたが、どうやらそれは、再び車内販売が回ってくるまでもたせる為だったようで、おねぇさんの姿が見えた途端にまたまた一気。
そんなことを何度か繰り返し、水戸駅に着く頃には10本の缶ビールが空になりました。
もう、どんだけ飲むんや?って感じです。


驚いたのは、それだけじゃない。
それだけ飲めば、おいらだったら致死量に相当すると思うのですが、そのお方、全く酔っ払いません。
顔は赤くならないし、車内販売のおねぇさんとの受け答えもしっかりしている。
トイレに立ったときも、背筋をしゃんとして颯爽と歩いてる。
途中、何度かおいらの携帯に電話がかかってきたのですが、その度においらが着信に気付くより早く、「どうぞ」と身のこなしも軽やかに通路にどいてくれるのです。


いや〜、おいらの回りにも飲んベエは多いですが、これほどの酒豪は初めて見ました。
世の中には凄い男がいるものです。
それにしても、あのおじさん、一ヶ月の酒代、どれくらい使うんだろう。