おニューなテント(インプレッション)

今年のゴールデンウィークのツーリングでデビューしたおニューなテントです。

WILD−1というアウトドアショップのオリジナルテントで値段は19,800円となかなかリーズナブル。
今回のツーリングではこいつに3泊してみました。


で、使用感など・・・。

1.設営
通常のドーム型テントは、まずインナーを広げてフレームに引っ掛けて組み立て、その上にフライをかけるタイプが多いと思いますが、こいつはまずフライを先に組み立てます。
フライに3本のポールを通すとフライだけで自立するので、インナー無しで使うことも可。
フライが組みあがったら、フライのフックにインナーテントを引っ掛ける形で出来上がり。
組み立ての簡便性という点では一般の2本ポールのドームテントの方がいいかもしれませんが、あらかじめインナーをフライに取り付けておけば、ボールを通すだけで組みあがるのでどっちがいいとは言い切れませんね。
なんと言っても、ペグや引き綱を一切使わずとも自立できるのは二重丸。

2.広さ
これ、広いです。
パニアケースを使うようになってから、テントの中には必要なものしか持ち込まないので、一人なら十分すぎるほど。
高さも十分だし、インナーの天井は台形状なので頭上の広さも十分。

3.通気性&保温性
インナーは前後に扉があり、ともにメッシュ付き。
フライにも2箇所の通気口があり、熱気や湿気がこもってしまうことはありませんでした。
フライは地面ピッタリまで覆うので下から風が入ってしまうこともありません。
なかなか快適です。

4.前室
前後に同じ広さの前室が出来ます。
そんなに大きなスペースではありませんが、ブーツや調理器具を置くには十分なスペース。

5.耐風性
さすが3本ポール。
多少の風ではびくともしません。
ペグを使わずとも形が崩れてしまうことはないので安心です。

6.収納性
この収納袋が素晴らしい。
テントの収納袋ってコンパクトさを強調したいためか、やたらキツキツのものが多く、撤収時にイライラするものですが、こいつの袋はマチ付きでゆったり収納可能。
更にコンプレッションベルトが付いているのでふんわり状態で袋に入れた後、ベルトでぎゅーっと締めると驚くほどコンパクトになります。


と、言うわけでなかなか気に入りました。
防水性についてはまだ雨の中で使用してませんので何とも言えませんが、基本的に悪天候のときはキャンプしない人なので問題はないかと。
さて、今年は後何回キャンプツーリングに行けるかなぁ。