世界遺産

今、日本各地で世界遺産登録に向けての運動が盛んになっています。
既に登録されている知床、白神山地熊野古道なんかは判るんですが・・・。


今回石見銀山に立ち寄ってみました。

徳川幕府の重要な資金源であり、銀の精錬方法とか確かに貴重な遺産ではあるのでしょうが、はっきり言ってあまり見るべきものはなく、ちょっと期待はずれでした。

そもそも世界遺産に登録されるとマイカー規制とか、環境保全とかで余計な出費がかさむようになり、われわれ観光客にとってはうっとおしい以外の何者でもないんですよね。
この石見銀山も、世界遺産化により増えた観光客対策のため、バイクも含めて乗用車は駐車場にとめて現地へは路線バスでしか行けないようになっていました。銀の採掘場所までは徒歩で往復3時間もかかるとのことだったので今回はパス。
武家屋敷跡も、家ごとに拝観料を取られるし、なんだかなぁという感じです。

あの知床も、野趣溢れるカムイワッカはバスでなければ行けなくなっちゃったし、無料だった羅臼のキャンプ場も有償化されてしまったし、世界遺産って本当に意味のあるものなんでしょうかね。