再び尾瀬

そろそろ紅葉の便りも届く今日この頃、ちょっと天気が心配でしたが出かけて見ました。


夜10:00レジアスエースの荷台にキャンプ用ベットをセットして出撃。
戦場ヶ原で久々に天の川を眺めたのち、金精峠を尾瀬方面へ。
いや〜、この道、夜走るのおっかないです。
何が怖いって、鹿ですよ。
突然道路の真ん中に出てくるもんだから下手に飛ばせません。
昨夜も2度ほど急ブレーキ(>_<)。
しかも2回ともでっかい牡鹿。
あんなのにぶつかったらこっちが逝っちゃいます。

午前2時、尾瀬戸倉の駐車場に到着。
むちゃくちゃ寒いです。
尾瀬はマイカー規制してるので、ここからはバスです。
時刻表を確認し、朝6時半発のに乗ることにしてレジアスエースの車中で爆睡。
どこでも寝れちゃうおいらはやぱ偉い?w

朝5時半、携帯の目覚ましで目覚め、菓子パン2個とヨーグルトの朝食。
そそくさと身支度を整え、バスへ。

30分ほどで鳩待峠に到着。
戸倉ではまだだった紅葉がここではかなり色づいています。

こりゃ尾瀬ヶ原周辺はかなり期待できるかも(^^)。


しかし、今回の目的は湿原ではなく、登山です。
15年ほど前に一度上ったことのある至仏山
さぁ行くぞとストレッチなんぞしていると何やら足に違和感が・・・

ありゃぁ、トレッキングシューズのソールがはがれちゃってる(ーー;)。
これじゃ登山なんて無理。
途方に暮れながら、鳩待山荘の土産物屋を物色していると、なんとモンベルの登山用品コーナーが!(^^)!。
ちゃんと靴もありました。

当然ゲット。
残念ながらくるぶしまでカバーする奴はなかったんですが、ソールが剥がれたポンコツよりはなんぼかマシ。
って言うより、この靴、めちゃくちゃ軽いです。
しかも通気性抜群。
値段はなんと街のモンベルショップと同じなんだとか。
やるねぇ、モンベル

とりあえず、問題は解決したんですが、やっぱり履きなれない靴でいきなり山登りは心配だったので、湿原一周コースに切り替えることにしました。

しかし、山の鼻を経由して湿原を歩き始め、ふと振り返ると、綺麗に色づいた草紅葉の後ろにはでーんと構えた至仏山

うおーっ、やっぱり登りて〜!

おニューな靴は、初めて履いたとは思えないほど、足になじみ、靴ズレもできそうもない。
そんな訳で再度コース変更。
竜宮十字路でヨッピ橋方面へ左折。再び山の鼻へ戻り至仏山へ上ってみることにしました。

しかし、山の鼻へ戻ったときには既に歩行時間4時間超。
おじさんの体力は既にかなり消耗しており、3時間の登りっぱはさすがにきつうございました(ーー;)。
だっていきなりこの階段ですよ。

1時間ほど上ったときのこと、いきなり右足にビシッという衝撃が来て、足が攣りましたorz。
ビーンと伸びきっちゃって、ひざを曲げられません。
無理やり曲げようと思ったら、今度はふくらはぎが攣りました(ToT)。

上り始めたのが昼近かったこともあってちょっとハイペース過ぎたのかも。
ちなみに山の鼻から山頂を目指すコースは下りで使用することは禁じられています。
至仏山は蛇紋岩という非常に滑りやすい岩でできているため、急坂の続くこのコースは下るには危険なため、登り専用なんです。
どんなコースかというと、


大岩ゴロゴロ、しかもツルッツル。
途中には何箇所か、鎖場もあったりします。

そんな訳で、いまさら今来た道を戻るわけにも行かず、足をごまかしながら上りきるしかありません。
一気にペースダウンしながらもえっちらおっちら上り続けます。

ぎょえ〜っ、まだ登るの〜?
山頂どこ〜?

まぁ、それでも15時、無事山頂到着。

山頂付近はマジ絶景です。



さて、鳩待から出る戸倉行きバスの最終は17:10。
途中で会った人の話によれば、山頂から鳩待まで3時間半はかかるとのこと。
以前の経験から、そんなにかかるわけはなかろうと思いながらも足が言うことをきかないので非常に不安。
山頂でコーヒーでも飲もうかと思っていたのですが、一服だけして下山を開始しました。

それにしても、山頂から鳩待までの間、誰にも会いません。
マジで3時間以上かかるのか?
ほかの人はそれを見越してとっとと下山しちゃったのか?

もう一度攣ったら、へたすりゃ遭難だと思いながらも、プルプルする足をごまかしごまかし、なんとか下山。
結局2時間で降りちゃいました。
なぁんだ、あのオヤジ、脅かしやがって(^^)。

日中は雲が多いながらもなんとかもった天気でしたが、帰りのバスに乗る直前から雨。
赤城の裏を回って帰ってきたのですが、猛烈な濃霧&豪雨で前が何にも見えず、恐怖の帰路でした。

まぁ、色々ありましたが、22:00無事帰宅。
明日は筋肉痛だな、こりゃ(^^ゞ。