電気が足りない?

震災以降、駅やビルの照明も落とされて、何となく暗い雰囲気ではありますが、特に不便は感じませんね。
逆にこれで十分なんじゃね?と思うことしきりです。

一方で、まだまだ無駄な電気が使われている。煌々と灯るパチンコ屋の看板、誰も歩いていないバイパスの歩道の照明。
片道100km近くあるおいらの通勤距離も、家の近くで仕事ができれば、新幹線で多大な電力使うこと無いんですよねぇ。
こういった無駄を全部規制してしまえば、原発なんか無くてもやっていけるんではないですかね。
無理?

さて、原発ですが、驚いたのはその補償制度。
なんと万一放射能漏れを起したりした時、電力会社が補償する上限が定められているのです。
それもわずか1200億円?
今回の事故はとてもそんな金額では賄いきれないですね。
上限を超えた場合は国が補償するってことらしいけど、結局は我々の税金です。
まぁ、原発推進を掲げる政治家を選んだのは我々国民なのですから、税金で負担するのは仕様がないんですけど。
それともうひとつ、隕石の落下や戦争による事故は対象外らしいです。
隕石なんて、そうめったやたらに降ってくるものではない、まして原子炉直撃なんて確立から言ったら・・・なんて言ってはいけません。
仮に何千万年に一度の確立としても、たった一度の隕石落下で、人類が、いや地球上の全生物が滅亡してしまうかも知れないのです。
原発は絶対に事故を起こしてはいけない設備。でも、故障しない機械なんて、この世には存在しない。
やっぱり、パンドラの箱をあけてしまったんですかね、人間は・・・。