放射線分布図の不思議
事故から3ヶ月、あちこちで放射線の分布状況が見られるようになって来ました。
こういうのを見ていて、当初からどーも納得がいかなかったんです。
日本の上空には偏西風が吹いている。
それを考えると放射性物質は殆ど海に飛んでいっても良さそうなのに、何故か広がっているのは東と南の内陸部。
海に流れれば、黒潮に乗って北上しそうなものなのに、何故か南の方が値が高い。
なんでかなぁと考えながら図をよーく見てみると、徐々に線状に広がりつつあるのがわかる。
なんの線かというと、常磐道と東北道。
これって、もしかして、放射性物質を運んでいるのは風ではなく、車ってことじゃないですかね。
被災地に向かう車は圧倒的に首都圏の車両が多い。
帰ってきた車が放射性物質を持ち帰ってしまうところがホットスポットとなってるような・・・。