ジムニーのヘッドライトはとても明るくて見やすい。カットラインもはっきりくっきり。更に荷物を積んだ際に後ろ下がりになってしまったときのために自動的に光軸を調整してくれるオートレベライザーなるものが付いています。
それはいいのですが、私のジムニーは車高が2インチ上がっています。なのでどうしても光軸が狂ってしまう。
これを対策するため、こんなオートレベライザーの補正ステーを付けたのですが・・・
これ、一人で乗っているっ分には特に問題ないのです。
ところが、人間を2人以上乗せたりすると、バネが柔らかいために予想以上にリアが下がってしまうのか、リアの車高が下がったことを感知したオートレベライザーのせいで思いっきり光軸が下がってしまいます。更にカットラインがくっきりしている弊害で、照射範囲の先は本当に真っ暗。時には5m位先までしか前を照らさないので、街灯も無いような田舎道は非常におっかない。
一昨年、冬の北海道に行った時、サロベツ原野で日が暮れてしまってあの延々と続く真っ暗な原野で先が見えねー!っていう事案が発生しました。陽が暮れるとワラワラと道路に出てくるエゾシカが直前まで見えず、あまりにも恐ろしかったので寒風吹きすさぶ原野に車を止めてボンネットを開け、ヘッドライトの光軸調整ネジをドライバーで調整せざる負えない羽目に。
一度調整すればいいのかと言えばそうではなく、今度は荷物や人を下した際にヘッドライトが上を向いてしまって対向車からパッシングの嵐を受けることに(-_-;)。
乗車人数や荷物の大小の度に光軸調整なんてやってられないので、何かいい対策は無いものかと探していたら・・・ありました。
オートレベライザー付きの車にも付けられるマニュアルレベライザー。オートレベライザーのコンピューターに嘘の信号を送り込んで人為的に光軸レベルをかえられるという代物です。
通常、マニュアルレベライザーって0が基準でダイヤルを→1→2と上げていくと光軸は下がっていくんですが、こいつは逆に上がっていきます。全部で5段階の調整幅があります。
当初は自分で付けようと思っていたのですが、ちょうど今月初めての車検だったので、パネルを外すのも面倒くさいし、ディーラーで取り付けてもらいました。
車検も無事終了したので、夜間ちょっと試乗。
おー!こりゃ便利。最初からつけときゃよかったわ。