「風の中のマリア」/百田尚樹


「小説 ルパン三世」はとっても面白かったです。
ちょっと落ち込んでいるときなんかは最高の娯楽作品。


で、今度は「風の中のマリア」
「女だけの帝国」が誇る最強のハンター。その名はマリア。彼女の身体はそのすべてが戦いのために作られた。堅固な鎧をまとい、疾風のように飛ぶ。無尽蔵のスタミナを誇り、鋭い牙であらゆる虫を噛み砕く。恋もせず、母となる喜びにも背を向け、妹たちのためにひたすら狩りを続ける自然界最強のハタラキバチ。切ないまでに短く激しい命が尽きるとき、マリアはなにを見るのか。」


百田さんの作品は
「永遠のゼロ」
「ボックス」
「錨を上げよ」
と読んできましたが、これまたジャンルの違うお話。
よくもまぁ、これだけ色んな世界を描けるものだと思います。
作家ってすげー。