天候に恵まれた今回の北海道ツーリング、残念ながら登山は出来ませんでしたが、行く先々で素晴らしい山々を望むことが出来ました。
まずは美瑛から見た大雪山系。
前日の大雨が嘘のように晴れた日、旭岳を始めとして殆どの山を見ることが出来、思わず歓声を上げてしまいました。
続いて、利尻島に向かうフェリーから望む利尻岳。
稚内からは見えなかったので諦めかけていたその時、ぽっかりとその姿を見せてくれました。
そして一周55kmの島内を回っているとき、その全貌が・・・
海からいきなり標高1800m超まで突き出しているこの山、深田久弥の「日本百名山」のトップに紹介されているくらいの山だけに、さすがに迫力十分です。
見る場所により、優しい富士のようでもあり、荒々しい悪魔の山のようにも見え、いつまで見ていても飽きません。
かつては冬季になると、ヒマラヤを目指す登山家達の格好の練習場だったそうですが、今では殆ど冬季に登る人はいないようです。
こちらは斜里岳。
草原の向こうに見える長く広げた裾野が美しい。
沢登りがあったりして、こちらも登るとなかなか面白いらしい。
知床横断道路から見た羅臼岳。
この山はかつて登ったことがあります。
8月でも雪渓が残り、山頂から望む日本最後の秘境の眺めは抜群です。
硫黄山
今でも活動を続ける火山でもあります。
海の向こうには国後島。
あの山も本当は日本なんですけどねぇ。
阿寒横断道路から阿寒岳。
すんげー傾斜ですね。北斎が書いた富士山みたいです。
それにしても、どの山も電柱やビルなどの建造物にさえぎられず全貌を望むことの出来る北海道はやはり素晴らしいです。