予科練平和記念館

節分を過ぎ、寒さはちょっと一休みの週末。
このところほとんどバイクに乗っていないのでちょっと乗り出そうかと思ったら今日は雨(-_-;)。
仕方がないので、ロードスターで出かけました。

行き先は霞ヶ浦
ここ、一度は行ってみたかったんですよ。

阿見町にある予科練平和記念館です。

入り口にはピカピカの零式艦上戦闘機の実物大模型が展示されています。

星型エンジンまでしっかり作られていて超リアル。

で、記念館。
館内は一切撮影禁止なので写真はありません。

正直、期待外れでした。
いや、記念館はきれいに整備されているし、展示の仕方もかなりいいです。
でもね、ちょっと美化しすぎていると思うのです。
当時の予科練生といえば、海軍の中でもエリート中のエリート。
ここに入るための試験の競争率は70倍にもなったそうです。
その高い志を持った少年たちの生き様を見るのはいいですが、その最期ががどうであったか。
「悲惨な戦争を2度と起こさないために」という文章が展示物にもかかれていましたが、私も含めて戦争を知らない世代の人たちがこれらを見たら、中には憧れてしまう人たちが出てしまうような気がします。そんな展示の仕方でした。


この辺は、知覧の特攻記念会館とは趣が大きく違うような気がしました。
こっちは、私、展示物の前で絶句して動けなくなってしまいましたから。

唯一、いいと思ったのは、展示されている写真の何点かに、土門拳
の撮った写真があったこと。
やっぱり彼の写真の迫力は、凄いものがありますね。