「日本沈没」/小松左京


いわずと知れた日本が生んだSF小説の最高傑作。


初版が発行されたのは1973年3月。
中学生の頃読んだ記憶がありますが、確かラストが筑波山の噴火だったことくらいしか覚えていないので、もう一回読んでみようかと手にしたのですが・・・。


40年近くも前に、阪神大震災東日本大震災も知らない著者がこれを書いたというのが信じがたいです。
実は小松左京という人はタイムマシンをもっていて、2011年3月11日を観ていたのではなかろうかとさえ思います。


どんどん海外に出て行く日本企業と日本人。
これさえ、この小説の中に出てくるD計画そのものじゃないか。


うーん、小松左京、恐るべし。