OZE 2014秋

台風19号が直撃しそうですが、日曜までは天気がいいそうなので3連休中日を利用して行ってきました。

連休の割に人が少ないような気がします。やっぱり台風を嫌って中止しちゃった人も多かったのかな?こんなにいい天気なのに。

先日見事な月食を見せた月が至仏の山裾に沈もうとしていました。

紅葉はほぼ終わりかけていましたが、まだ一部にこんな見事な色合いも。

もうテントじゃ寒いでしょうねぇ。

山の鼻周辺の湿原は葦?がずいぶん増えた気がします。
昔はこんなになかったよなぁ。やっぱり乾燥化が進んでいるんでしょうか。

せっかく天気が良いので、今日は至仏に登ってみます。

一見なだらかな山に見えますが、登山道がほとんど直登なので、なかなかにしんどい山です。
岩だらけだし。

案内板でも山の鼻から山頂までのコースは下りでは使うなと書いてあります。結構下りてくる人もいますが、おいらは使う気になりません。マジで危ないです。

樹林帯ではまだこんなに色づいた木もありました。

森林限界の低い至仏山は30分も登ると一気に視界が開けます。

空いていると思ったのですが・・・、

よく見ると木道は人がじゅつつなぎ(-_-;)。

きつい登りが続きます。太ももを臍より高く上げないといけない階段が多く、しかも足場が悪いので容赦なく体力が奪われていく・・・。

ハイ松帯に入りました。

遠くにアヤメ平が見えます。あんな高所に湿原があるなんて不思議ですねぇ。

ようやく標高差830mの中間地点。この時点でもうヘロヘロです。

しかし、道は容赦なく・・・いじめですか、これ(^^ゞ。

でも、まぁ、こんな景色が見れるから登ってみようって気にもなるのですが・・・。

岩場が終わると今度は階段(>_<)。頂上、まだぁ?

ひーこら言いながら、南の方角を見たら、見事な雲海が広がっていました。

頂上、近そうに見えるんですが、なかなか着かない。

台風の北限の雲でしょうかね。

2000mを越えたあたりでバッタ発見。

そしてようやく山頂。記念撮影しようと思ったのですが、この人たちなかなかどいてくれずあきらめました。

頂上からの眺め。

やーっ、絶景かな!

狭い岩場でアルコールストーブを取り出し、カレーヌードルとおにぎりで昼食。
食い終わったらとっとと下山します。

何度見ても、この岩は猿の顔にしか見えません(笑)。

雲海を眺めながら・・・

稜線伝いに子至仏山に向かいます。

この夫婦の会話が面白かった。
夫「俺の手袋、どこやった?」
妻「さっき脱いだジャケットの中でしょ」
夫「いや、そんなはずはない。お前のリュックの中だろ」
妻「そんなことないでしょ、さっき入れたでしょ」
夫「入れてないっつったら入れてない」
妻「じゃぁ、見てみなさいよ」
夫「いや、いい」
妻「何で?」
夫「出てきちゃったらどうするんだ。俺がいれてないって言っているのに出てきちゃったら格好悪いだろ」
妻「(*´ω`*)」

きっと仲のいい夫婦なんでしょうね(笑)

そんなこんなで子至仏山頂。

ここからは一気に下ります。

途中、妙に人になれなれしい鳥に出会いました。

ツグミの仲間でしょうか。
人を恐れるどころか、呼ぶと近寄ってきます。
で、パタパタと飛んだと思ったら、湿原をバックにした絶好のお立ち台に乗って、ハイポーズ。

どう、私きれい?って言ってるようでした。

そして攣りそうになる太ももをかばいながら16:00無事下山。

今日はバスの時間に余裕があるので、お約束の花豆ソフト(^^)v。

帰路、片品村で一風呂浴びて20時無事帰宅しました。