突如どっぷりはまってしまった山歩きもそろそろシーズン終了です。
今シーズンの締めくくり、どこにしようか悩んだのですが、やっぱり尾瀬にしました。
ここはおいらの原点ですから。
天気に恵まれなかった3連休前半ですが、予報によれば、最終日は期待できるらしいと言うことで昨夜の深夜に出発。
戦場ヶ原は月も無く、満点の星。邪魔だった売店の自販機の照明も、いつの間にやら消されるようになり、肉眼でM31が確認できるほど。
しばし小型の双眼鏡で鑑賞してこりゃ明日も期待できるなぁと思いながら金精峠へ。
ところがトンネルを越えた頃から霧のような雨が降り出しました(ーー;)
金精峠は昨日までの大雨で、濡れ落ち葉がびっしり。こりゃバイクツーリングの人は恐怖でしょうねぇ。
葉っぱも人も、枯れて落ちたやつだと思って舐めてかかると、手痛いしっぺ返しを食うんですよねw。
冗談はさておき、問題は雨です。
予定では、天気が良ければ至仏山、山に雲がかかっちゃうようなら、尾瀬ヶ原散策のみの予定でした。
ホテル「レジアスエース」で仮眠して目覚めてみると、晴れ間もあるものの、まだ降ってる(ーー;)。
止む無くカッパを着て歩き始めます。
山の鼻に近づき、至仏が見えてくるも、頂上付近は雲の中。しかもかなりのスピードで雲が流れており、頂上付近はかなりの強風のようです。森林限界の低い至仏で暴風に吹かれたら危険なので、今回は断念することに。
そして尾瀬ヶ原をぐるり一周。
でも、至仏登山は諦めて正解だったかも。
だって、この紅葉の見事さですから(^^)。
草紅葉も見事です。時折日差しがさすと、キラキラと輝いて、まるで黄金の絨毯。
見晴らしが見えてきました。
ここでちょっと早めの昼食。
ひのえまた小屋のコーヒーはなかなか美味でした(^^)。
そしてこの頃から天候は急速に回復していきます。
どうよ、この色!
尾瀬は間もなく冬です。
山小屋では除雪車の準備。
営業も今日までらしく、窓には雪囲いが。
何となく、わびしさを感じながらも、ふと振り返るとこんな景色。
このシラカバ、誰かが故意に植えたとしか思えない自然の不思議。
まるで絵葉書です。
そんなこんなで、脚にマメを作りながら、20kmを走破して今シーズンの山歩きは終了しました。