修理不可(ーー;)

先日、ビデオカメラが壊れました。
エラー表示が出てしまってピントが合わないのです。
これを買ったのはかれこれ10年以上前。

確か20万円位したと思います。
カールツアイスのレンズとDVテープで、映像は非常にシャープだし、サイズ的にもデザイン的にもお気に入りでした。
既にHDDやDVD方式が主流の現在、買い替えた方がいいのでしょうが、この機械が気に入っているし、何より撮り溜めたテープが見られなくなるのは困るので修理に出しました。
ところが、本日修理に出したお店からTELがあり、既に補修部品切れで修理不能とのことでメーカーから送り返されてきてしまったというのです。


こんなことでいいんですかね。
たとえば、銀塩カメラなんとか時計なんかは、調子が悪くてもそこそこ修理が可能で、だからこそ古くなってもある程度の価値があった。
古くなると危険があるような暖房機器などならいざ知らず、こういう愛着のある道具がたかだか10年程度で使えなくなってしまうってのは何だか納得がいきません。
いいものは長く使えるっていう法則が、こういう電子機器には通用しないのが何だか悲しいです。

ビデオカメラもデジカメも、技術的にはそろそろ飽和状態になりつつある昨今、これからはどれだけ耐久性があるか、どれだけ長期保証(修理も含め)出来るかがメーカーを選択する基準になるような気がします。


それにしても撮り溜めたテープを見られないのは困った。
誰か、DVカセット式の機械、持ってないっすか?
あー、早めにテープをDVDに落としときゃ良かったなぁ(ToT)。