路上教習

12時間の規定時間も残り2時間となりました。


30数年ぶりに教習所なるものに通っているわけですが、ここ数時間の教習はすっかり身に付いてしまっている普段の運転を反省することしきりです。

一つはいかに車の左側を見ていないか。
大型車は何と言っても乗用車とはケタ違いに大きいですから、走るラインも変わってきます。
一般国道でも幅いっぱいなので、ちょっと油断すると左車輪が縁石にヒットしてしまいます。縁石ならまだいいですが、歩行者や自転車・バイクだったら大変ですよね。
教官からはとにかく左のミラーを見ろと言われるのですが、普段死角の少ない乗用車にしか乗ったことがない私にはどうもそれができていないようです。


それともう一つ。
路上教習は地元の道路を走るんですが、慣れというのは恐ろしいもので、いつも走る道路にあんなに信号の無い横断歩道がたくさんあるとは思いませんでした。
いつもはそのまま通過してしまう横断歩道も道路いっぱいに走る大型車では歩行者や自転車がちょっと車道にはみ出しただけでも避けようがなくひっかけてしまいます。
今は教習中だし、余計に気をつけなきゃと思うのですが、対向車に大型車が来たり、高齢者が見えたりするとつい横断歩道を見逃してしまうことがあります。

私だってバイクの免許を含めればすでに40年近いキャリアがあり、今まで事故らしい事故は経験していないのでそこそこ安全運転しているつもりではあったのですが、改めて指摘されてみると、普段いかに危険な運転をしていたかを思い知らされています。


免許の更新って、眠くなる講習だけじゃなく、助手席に教官乗せて悪いところを指摘してもらうようにしたらいいのにと思いました。結構忘れてますよ。