SP忠男 POWERBOX装着!

ノーマルセロー250のエキパイ。はい、鉄製です。

一見、きれいに見えますが、それは私がこれまで2度ほど耐熱ブラックで塗装しているから。

225の時代はステンレスだったのに、250になってからは何故か鉄。これがね、すぐ錆びるんですよ。それも猛烈に。屋内保管でも錆びちゃうんだから、屋外に置いている人は悲惨だと思います。
フルエキでマフラーごととっかえちゃえば解決するんですが、もはや爆音系は時代遅れだと思うので、何か良い手はないものかと探してたらありました。

忠男さんちのパワーボックス。
ノーマルサイレンサーやヒートガードがそのまま使えるっていうのがミソ。
先週、埼玉のナップスでゲットしました。

雨の予報が見事に外れて暑いくらいの天気になってきたので、さっそく取り付け作業開始!

うーん、この鈍く光るステンレスの輝き、ステキ(^^)。

ちょちょいのちょいで交換終了。

一見ノーマルですが、パイプの径も長さも違います。ステンレスの輝きのせいもあって、どことなく精悍になった感じ!

この太鼓みたいなのがパワーボックス。要は膨張室ですね。

さっそく試乗してみました。

いやぁ、こりゃいいわ。
アイドリングは排気系の容量が増したせいか、ノーマルより静かです。
走りだしてもそれは同じ。わずかにチチチッっていう音がするのは膨張室に排気が入る音でしょうか。
でも、発進した途端、ををっ!って感じで明らかにトルクが増しているのにはびっくりしました。
なんて言うか、排気量が1割方増えた感じです。
パワーが上がったというのではなく、グイッと前に押し出す力が増えました。
低中速域のトルクが上がって、4−5速へのつながりも良くなった気がします。
セローの5速ってちょっとオーバードライブ気味なので、あまり低速で5速まで入れてしまうとノッキング気味になっていたのですが、50キロくらいからアクセルガバ開けしてもぐずらずについてくるようになりました。
サイレンサーはノーマルのままなので、抜けが良くなったわけではなく、おそらく最高速とかは変わらないと思いますが、元々粘り強いエンジンで使いやすかったセローのエンジンが常用域で更に乗りやすく、パワフルになりました。


錆ともおさらばできたし、こりゃいい買い物したかも。
あー、ツーリング行きたいぃ!!!