MT-25積載性アップ

どんなバイクだって、たとえ日帰りでも雨具くらいは持って行きたいですよね。

ところがMT-25は積載性ゼロです。リアシートは小さいし、荷掛けフックすらない。

そこでリアキャリアを購入したのですが・・・これが鉄製なのでやたらと重い(-_-;)。

多分キャリアだけで3kg位あります。

せっかくデザインも重量バランスもいいMTのいいところが台無しになりそうなのでキャリアはキャンプでも行くときに付ければいいかなということで当面はお蔵入りにすることにしました。

スマートで軽量な積載アップの方法はないかなと考えた結果、とりあえずリアシートにシートバック付けることに。

タナックスのミニフィールドバック。

リアシートにKシステムベルトというやつを使ってがっちり固定できます。

容量は17リットルでサイドのジッパーを広げることで22リットルまで拡大できます。ボトルホルダーが2個付いているところが何気に便利。

タンクバックはデグナーのベルト式を選択。MT-25のタンクは樹脂カバーなのでマグネットは使えません。加えて上面がマット塗装なので吸盤もNG。

これ、昔のコロナのタンクバックみたいに台座をベルトで固定するタイプでバックはこの台座にバックルで固定します。

台座には給油時タンクキャップが開けられるように切れ込みが入っています。キャップを開閉するときちょっと干渉しますが手で広げれば問題なし。裏面はネオプレンゴムになっているので、ずれることもありません。

容量は5リットルと小さめですが、まぁカッパとブーツカバーくらい入れば問題ないかと。

これで合計約30リットルくらいは入るので、キャンプツーリング以外の2~3泊ならいけるでしょう。

さて懸案の積載アップは解決したので、午後からとりあえずリアにカッパだけ入れて、先日雨で撤退を余儀なくされた日光に行ってきました。

今日は絶好のツーリング日和でしたよ。

初めての峠道でしたが、このバイク、めっちゃ曲がります。

キャッチコピーは「都会のチーター」らしいですが、まさに猫脚。

金精峠は近年だいぶ路面が荒れていますが、大き目のギャップも軽量車とは思えないほど軽くいなすし、やべっ、オーバースピードか?と思いながらコーナーに突っ込んでもちゃんと出口を見ていれば、何事もなかったかのようにくるりんと回ってしまいます。パワーこそ大したことないもののミッションは気持ちよくつながるし、とにかくエンジンがスムーズ。結果的にこれまで所有したどのバイクより速く、スマートに走れているような気がします。シートもお尻痛くならないしね。

そして極めつけはこの燃費!

単気筒のCRF250RALLY、いやセローよりいいですよ。ビックリ!

転ばぬ先のガエルネ

普段使いしているバイク用ブーツ。RSタイチのやつがだいぶくたびれてきました。

防水だし、脱ぎ着しやすいし、足の締め付けもダイヤルでクルクルと回すだけでよく出来たブーツだと思うのですが、唯一の欠点は靴底が非常に滑りやすいこと。

だいぶすり減ってきているせいもあるのですが、新品の時からこれは結構気になっていて、信号待ちの停車で足を地面に着いたとき、ズルっとなって焦ることもしばしば。

先日なんか掃除したばかりのコンビニのトイレでは滑ってこけそうになるし(-_-;)。

何とかせねばと思っていた折、机の引き出しを整理していたら奥からJCBのギフトカードが2万5千円分も出てきました。こんなの、いつ貰ったっけ?超ラッキー!(^^)!。

 

てなわけでそいつを握りしめて宇都宮のライコランドへ。

ゲットしたのはこれ。GAERNEのTOUGH GEAR、ショート。

河原のコース走る時用にこれのロングを持っているのですが、頑丈なわりに動きやすく、私の足にも合っていて割と脱ぎ着もしやすいのでこれにしました。

靴底はこんな感じ。

ほとんど登山靴。これなら滑らん(^^)v。

締め付けはバックルなので、ひもがほどけて危ない目に遭うこともないでしょう。

当面Rallyで街乗りする時に使おうと思います。

250ccなめてました

なんだかこのブログ、ほとんどバイク紹介ブログになってますが・・・

 

この度またまたバイク買い換えました(^^;)。

約3年、6600kmほど乗ったハンターカブに代わり、

新たにやって来たのはヤマハさんちのMT-25。

いやね、普通にその辺走っているだけならハンターカブでも十分なんですよ。

でもね、後ろにホムセン箱とかつけてると、しょせん原付と侮られるんでしょうか、普通に交通の流れに乗って走っているのに無理やり追い越しかけられたり、割り込んでこられたり、右折の車に直前で横切られたり、結構危険な目に遭うんですわ。

W800やCRF250RALLYなら同じ速度で走っていてもそんなことないのにね。そんなわけでこのところ乗る機会がちょっと減っていたのです。

まぁこのバイク、目標だった「原付で北海道」も達成したし、もういいかなと。

そんな時、行きつけのバイク屋さんに入荷してきたのがこのMT-25。

2020年型、走行わずか2840km、アクラボビッチのスリップオンマフラー、ETC2.0、USB電源、ヘルメットホルダーが付いた極上品。しかも中古車高騰のこの時期(少し下がってきましたが)にも関わらずかなり安価。ハンターカブの下取りも思い通りの値段で取ってくれたので即決しちゃいました。

 

車体はとにかく綺麗。ラジエターやエキパイなんかまったく汚れていないし、多分雨天未走行&屋内保管だと思います。

タイヤも前後ともバリ山。ちょうど一皮むけて一番おいしいところではないでしょうか。

ぶっとい倒立フォーク。左側からわずかなオイル漏れがあったようで、バイク屋さんでシール類交換してくれました。乗っていないバイクって結構シール類やられちゃうんですよね。

MTと言えばこのいかつい顔!私は本来丸目が好きなんですが、ここまで突き抜けたデザインだとこれはこれで有りだと思います。吊り上がった目に見える部分は実はポジションランプでヘッドライトは真ん中の水晶玉みたいなやつです。なんだか占いが出来そう(笑)。

この顔ににらまれたら割り込みどころかみんな道を譲るんじゃないでしょうかw。

マフラーはアクラボビッチのスリップオンが付いていました。これ、新品買うと6万円位するんですよね。

サイレンサーが異様に小さいし、開口部も大きくて、こりゃ極悪な音がするんじゃなかろうかと心配でしたが・・・。

政府公認マフラーらしいので、そこまで爆音ではありませんでした。車体下部にある太鼓の部分で大部分消音してるんでしょう。


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アクスルシャフトがちゃんと中空だったり、

ステップもなかなか高級感があり、

造りに関してはこのクラス、この価格にしては非の打ちどころがないんじゃないでしょうか。

メーターも非常に見やすいです。文字も大きくて老眼に優しい(苦笑)。バーグラフ式のタコメーターも一つのセグメントが細かくてこれならアナログじゃなくてもよいかなと。

USB電源とヘルメットホルダーは前のオーナーさんが付けてくれているのでそのまま使用させてもらいます。バーハンなのでスマホのホルダーもつけやすいですね。

唯一の欠点は荷物が積めないことかと。

リアシートは小さくて荷かけフックの類は一切ないし、タンクは樹脂製でマグネット式のタンクバックも使えません。

なので、ネットでリアキャリアポチりました。

ヤマハ純正やデイトナ当たりのキャリアは2万円以上しますが、これ、半額以下。

かなりしっかりした造りで、最大荷重は15kgまでOKだそうです。

まぁ、これつけちゃうとせっかくのシャープなデザイン壊しちゃうので普段は小さめのシートバック付けて、キャリアはキャンプツーリングでも行くときに付けようと思います。

 

まだバイク屋さんから自宅まで10kmほどしか乗ってませんが、ファーストインプレッション。

またがった瞬間、これ、私のために作ったバイクじゃなかろうかと思うくらいドンピシャのポジション。

上体は極々軽い前傾。ステップはちょいと高め。両足をステップに乗せるだけで自然にかっちりとニーグリップできます。

シートはお尻全体を包み込む感じで多分長距離でも痛くならない&足つき抜群(これ重要)。

走り出すと低速から結構トルクがある感じでスルスルと走り出し、ギヤのつながりも絶妙です。

40キロも出ていれば6速でゆるゆると走れるし、ひとたび回転上げればアクラボビッチのマフラーが結構吠えていい感じ。

今日は気温が38℃もあったけど、エンジンの排熱はほとんど感じませんでした。

4気筒だと音ばかりで前に進まない感じだったし、逆に単気筒だと低速で高いギヤはエンジンがぐずっちゃって使えないけど、2気筒エンジンって一般道走るのは本当に走りやすいですね。

いやいや、250cc2気筒エンジン、すっかりなめてました。こりゃ面白いかも。

 

Rally色々

リコールが出ていたCRF250RALLY、ようやく部品が入ったとの連絡をいただいたので修理してもらいました。

クランクケースカバーのめくら蓋がすっぽ抜けてオイルが噴出しちゃうのだそうで、ケースカバー丸ごと交換です。

Rallyだけでなく、同じエンジン積んでるCB250Rやレブルも対象なので、中古で買った人とかは通知が行かない可能性もあるので要注意ですな。

メーカー指示では抜いたオイルはまた戻すんだそうですが、ショップのご厚意で新品オイルにサービスで交換していただきました。ちょうど2000kmを越えたところで、まだ新車のうちは早めに交換しようと思っていたのでラッキー(^^)。

ところでこのバイク、オフ車でありながらアンダーカウルまで樹脂製のため、メンテスタンドが使えません。チェーン掃除するたびにカウル外すのは面倒だし、そもそもローダウンタイプなので、手持ちのオフ車用メンテスタンドは車体の下に入らなかったりします。

レーシングスタンドで後輪持ち上げるって手もありますが、あれ、一人でやるのはバイク倒しそうでおっかないんですよね。

そこでこんなもの買ってみました。

DRCのスイングアームリフトスタンド。

サイドスタンドをかけた状態で、右側のスイングアームに引っ掛けてペダルをグイっと踏み込めばリアタイヤが浮き上がります。

これ、とーっても便利。

ホイールが12インチ以上のバイクならプロアームのような特殊なスイングアームでない限り、大概のバイクに使えます。耐荷重は300kgあるそうなので大型バイクでも大丈夫。

ペダルを踏みこむ力も非常に軽く、センタースタンドより軽いかも。

 

続いてスマホホルダーの移設。

Rallyはスクリーンの後ろのΦ22のバーがあって画面の見やすさではここが一番なので、最初はそこに付けたのですが、車体から離れた場所にあるせいか、エンジンの振動でブルブルがひどい。こりゃ絶対スマホのカメラが壊れると思ったので、ハンドルに付け直したのですが、今度は角度が気に入らない。

結局Φ13のハンドルブレースバーにΦ22に変換するアダプター着けてここに付けました。

USB電源も一緒に移動。うん、今度はいい感じ(^^)v。

慣らしも終わり、リコールの不安もなくなったのでいよいよ本格稼働です!

さようなら川島橋

写真は国道50号バイパスの鬼怒川にかかる新川島橋。

 

時は昭和56年、当時下館市(現筑西市)に住んでいた我が家はこの橋につながる50号バイパス工事に引っかかり、新築してわずか10年余りの家を取り壊して現在の結城市に引っ越してきたのです。

それから40年、この橋が2023年5月27日に2車線化されて新たに開通することに。

明日は2車線化完了に伴うセレモニーが行われるようで、御祝用のゲートが出来てました。でも、既にくす玉開いちゃってます。大丈夫?

これに伴い同日15時に老朽化が進む旧川島橋が通行止めとなるのだそうです。

今日は最後の日になるので、渡り納めに並行する歩行者専用の橋を歩いて渡ってみました。

旧川島橋、今は一方通行の1車線。乗用車1台がやっとのように見えますが、昔はこの幅で大型トレーラーが交互通行ですれ違ってたんですよねぇ。信じられない(-_-;)。

旧川島橋は昭和28年竣工だそうです。私が生まれる前からあるのか。

そりゃ老朽化も進みますわね。

でも東日本大震災にも崩落することなく、今日まで生き延びてきました。何度か補修はされているとは言え、基本がしっかりしてるんでしょうね。

大雨が降ると、柱の根元には大きな水たまりができ、子供の頃釣り糸をたれて鯉やフナ、ハヤなど取り放題だったのを思い出します。今はブラックバスブルーギル?水の中も変わっちゃたよなぁ。

この欄干も取り壊しちゃうのかなぁ。ずっと見慣れてきただけにちょっと寂しい。

先日、古いアルバムを見ていたらこんな写真が出てきました。60年前の川島橋。写っているのはまだ1歳になったばかりの私(^^;)。そういえば昔はあちこちにこういう木の船が舫われていたっけなぁ。

隣を走る水戸線の鉄橋を走る蒸気機関車を見るのが大好きだったそうです。

人里の風景っていうのはどんどん変わっていきますね。

昔住んでた社宅は今はメガソーラーになっちゃったし。

ともあれ通勤、通学で毎日渡っていた橋。お疲れさん、ありがとう。

2023年GWツーリング

昨年の大怪我以来、初めてのお泊りツーリングに行ってきました。

毎日が日曜日な私、何も大混雑が予想されるGWに行かなくてもいいのですが、65歳まで年金がもらえない世代なので、友人たちはまだ現役が多いのです(^^;)。

午前8時、我が家に集合。一路西へ向かいます。

佐野から高速に乗り、北関東道に入るとすぐにトンネルがあるのですが、トンネルに入った途端、後ろからついてくるはずの隼がいない・・・。

いや、いないのではなく、ヘッドライトが点いていないのでした(-_-;)。

この先トンネルも多いし、夜間走行もするかもしれないのでこのままではまずい・・・ということで出流原のPAで早くも高速離脱。足利のバイク館でヘッドライトバルブ(H7)交換で無事復活。

実はこのハヤブサ、昨年も初日にステーターコイル焼損でエンジン不動になってGWがパーになった前歴あり、またかと思いましたが、今回はバルブ交換だけで済んでホッとしました。

ともあれ、なんだかんだで2時間ほどロスしてしまった上に、上信越道に入ったら延々と渋滞。予定していたビーナスラインは諦め、甘楽から下道でまっすぐ本日の宿に向かうことにしました。

富岡のデニーズで昼食。デニーズ入ったのなんて何年ぶりだ?

メルヘン街道、いつもの年なら今頃は「寒いー!」って凍えながら走るんですが、今年は記録的な暑さでソフトクリームがうめー(^^)v。

諏訪まで来たら今度は下道が渋滞。高速の方が空いていそうだったので再び高速へ。

これが大正解。安曇野までスイスイでした。

そして今宵の宿、「ごほーでん」に到着。

民宿にしては、とても立派な建物です。

バイキング形式ですが、ご飯もおいしい。

おなかいっぱいだし、久しぶりに長距離走ってさすがに疲れたのでこの日は早々に就寝。

2日目。

宿の外は朝日に照らされ、田んぼに移る常念岳がとてもきれいです。

朝からがっつり食べた後、

すぐ近くにワサビ農場があるので見学。

信州はどこも水が綺麗ですね。

ワサビソフト食べたかったのですが、超脱列ができていたので断念。

大町から白馬を抜け、糸魚川に向かいます。

途中是非寄ってみたかったヒスイ峡へ。その途中にある高浪の池。

なんでも、体調3.5mもある巨大魚がいるそうです。

 

ここで昼飯食ったんですが、30分も待たされた挙句、出てきたのは日本そばなのに海苔が乗ってて蓮華が付いてるラーメンみたいな変なそば(苦笑)。

そしてヒスイ峡。この岸壁、すごい迫力でした。一見の価値あります。ロッククライミングのメッカになっているらしい。

河原では小石を拾うことも禁じられているようです。でも素人にはどれがヒスイの原石なのか、見分けがつきませんね(^^;)。

糸魚川からは日本海を北上。極上の天気で真っ青な海を見ながらのクルージングは最高でした。

そして今宵の宿、野沢温泉のベルク丸金屋に到着。

ここのご飯もおいしゅうございました。

馬刺しとか、

アユの塩焼きとかでもうおなか一杯。

3日目。

朝、せっかく野沢に来たのだからと宿から歩いて50mほどの外湯「中尾の湯」へ。

いやー気持ちよかった。野沢温泉、また来たいと思いました。今度は冬かな?

今日は帰るだけ・・・とは言え油断は大敵。昨年は最終日に高速の塵となりましたから(汗)。

津南から南魚沼へ抜ける峠道、前を走る白いクラウン。しばし後ろを走っていたのですが、この人の後ろが超気持ちいい。決して飛ばすわけではないのですが、ブレーキのタイミング、コーナーを抜けてからの加速がものすごくスムーズでバイクで後ろをついていても全然イライラしない。こういう人もいるんですねぇ。別れ際、助手席の女性が手を振ってくれました。

関越道は混んでいるだろうとR17で山越え。新しくなった関越トンネル、初めて通りました。

沼田の手前で昼食。

 

再び腹いっぱい食って午後5時、無事帰宅しました。

Rallyはもうすぐ2千キロ。やっと手になじんだ感じです。

 

そして総じて今回のツーリング、運にも恵まれました。

友人のバイクトラブルでビーナスライン中止→霧ヶ峰の山火事にあわずに済みました。

宿の高騰&予約満杯で能登半島回避→地震にあわずに済みました。

病み上がりということもあり当初4泊5日を2泊3日に短縮→一滴の雨にも降られず。

そして極めつけ。

帰宅してからハヤブサのリアキャリアが破断していたことに気づいた→トップケース落っことしていたら大事故になっていたかも。アルミ製キャリア、あれ危険ですね。ネットでも折れたという記事結構見かけます。使っている人、気を付けましょう。

Rally慣らし運転中

久しぶりに青空ぁ!なので、近所の「ボケ封じ観音」で、どうか生涯ボケませんようにと願掛けながらお花見など(笑)。

そのまま新しいバイクを手に入れると必ず回るいつものコース。

真岡ー茂木ー常陸大宮あたりまでは良かったのですが・・・

大子の手前あたりからにわかに空が暗くなり、道の駅大子で土砂降り(泣)。

あーあ、慣らし終わるまでは雨の中走りたくなかったのにぃ。

里美牧場で一休みしようと思ったのですが、気持ちは一気に萎えたのでカッパ着てそのまま通過。

高萩から日立へ出たら雨はやんだもののえらく寒い。気温は8℃。

なのでそのままカッパは脱がず、日立北から高速へ。

笠間を過ぎたら再び雨(-_-;)。

鬼怒川を超えたらあーら不思議、道路完全にドライです。

結城は1日降らなかったみたい。出かけなきゃよかった。

Rallyは700kmを超えました。

そこそこ乗ったので、インプレの続きなど。

 

期せずして雨の中を走りましたが、ウインドプロテクション効果に改めてビックリ。

走っている限り雨が降ってもあんまり濡れません。

大体オフ車ってフロントフェンダーがアッパータイプだからフロントが跳ね上げた水で足が盛大に濡れるもんですが、大きなカウルのおかげで靴もあんまり濡れませんでした。上半身もヘルメットの半分から上と肩が少々濡れるだけ。

高速道路も超快適。

セローはアドベンチャースクリーンつけていても上体が風で押されて辛かった(それでもないより全然マシ)けど、Rallyは100キロくらいの速度ならほとんど風圧感じません。CRF250LにしようかRallyにしようかずいぶん悩んだけど、Rallyにしてよかったと痛感しました。

エンジンも時速100キロなら回転数は5800rpmくらいで全然余裕。ていうか、エンジンの一番おいしいところを使えている感じで、6速のハイギヤード化効果てきめんです。

高速の快適性で言うと今まで乗ってきたTTR250Raid、ジェベル250XC、セローなどのオフ車勢はもちろん、バンディットやVTなどのロードモデルをも上回るレベルだと思います。

 

一方、短所もいくつか見えてきました。

まずブレーキレバーが私にはちと遠い。んでこれが調整できない。まぁ、調整機構のある社外品に替えれば解決するんでしょうけど、80万近くするバイクなんだからレバーの調整機構位最初からつけてくださいよホンダさん、と言いたくなります。

 

次に高速では快適な6速ですが、一般道では60キロ以下ではややハイギヤード過ぎてちょっと使えない感じ。チェーンのスナッチングやエンジンのノッキングが出始めます。で、5速に落とすと1~5速がローギヤード化されているので今度は回転上がりすぎる。一般道を車の流れに乗って50~60キロで走る時、5速と6速を頻繁に上げ下げしなければならずちょっとストレスです。まぁ、クラッチが非常に軽いので身体的負担はそれほどでもないですが、5速はもう少し6速のギヤ比に近づけて欲しかったなぁというのが正直な感想。

 

最後に・・・これが一番厄介ですが、サイドスタンドがおっかない。

Rallyは1Gで前後サスがぐぐーっと沈むんですが、そうすると車体を垂直にしてもサイドスタンドが地面から離れず、はらえない時があります。

逆にスタンドを出すときも、跨ったまま車体を垂直にした状態では地面に引っかかって出せない。

やむなく車体を右に少し傾けてからスタンドの出し入れをするわけですが、両足が届くとはいえ、つま先がようやくの状態なので、いずれこれが原因で右に立ちごけしそうな気がします。

地面が平らならまだよいですが、スタンド側(左側)が高くなっているような場所だと更に厄介です。体重60キロとそう重くはない私でこれなのですから、もっと体重のある人や、思い荷物を積んだら更にこの傾向は顕著になるんじゃないでしょうか。

イニシャルかけて1Gでの沈み込みを抑えればいいのかなぁ?でもそうすると足つき悪くなりそうだしなぁ。皆さんどうしてるんでしょうね?

どんな荷重状況でも、どんな路面状況でも、一定の角度でしっかりバイクを支えられるサイドスタンドって考えたら特許取れないかなぁ。どっかのメーカーさん考えてみない?(笑)