どーにも止まらない(^^ゞ

むかしむかし、こんな歌がありましたが・・・。

どーにも止まらないおいらの収集癖。
バイクは一時期、ガレージに入りきれなくなっちゃいました。
カメラも今ではドライボックスをまさぐるとゴロゴロ出てきます(^^ゞ。
いい加減にせーよと自分でも思うのですが、この癖は死ななきゃ直らないようです(苦笑)。


で、今度は何かというと、自転車です。
正月早々、ビアンキのロードを手に入れて、別に気に入らないわけじゃないんですが、どうも何かが物足りない。
フレームは最新のフルカーボンでびっくりするくらいに軽く、乗り心地も快適。
ひとつひとつのパーツもそこそこの物が使われているのに何故か。


自転車に興味を持ち始めた子供の頃、こんなハイテクロードバイクがなかったせいかも知れません。
あの頃の憧れといえば、鉄フレームで職人が1台1台作ってましたからね。
学生時代、初めてオートバイでロングツーリングに出たとき、同じ宿に泊まっていたランドナー乗り(女性)の格好良さが、いまだに頭にこびりついているというのもあります。


鉄フレーム、泥除けとフロントバックが付いた、いわゆるランドナーがおいらにとって究極の自転車であるわけです。
で、色々探してみました。
でも、カーボンロードが全盛の今、マスプロメーカーでランドナーを作っているところはほんのわずか。
しかも、あったとしても、小柄なおいらにはどれも大きく、サイズをあわせるとホリゾンタルなフレームを選べないし、そのくせ高い!


どうしたもんかと思っていたら、こんな国産フレームビルダーがあったんですよ。
http://www6.ocn.ne.jp/~pie-1/index.htm
場所は自宅から車で30分ほど。ならいっちょ偵察してみますかってんで行ってきました。

工場の前に到着したとき、ホームページで見てはいたものの、一瞬「本当にこれ、自転車屋さん?」と思いました(失礼)。
一見、スレート張りのただの町工場。
扉をあけるとそこにはパイプいすが何脚か置いてあるだけで自転車屋さんらしき風景は何処にもありません。
機械油のにおいがぷーんとしてて、偏屈なオヤジが出てきたらいやだなぁと思ったのは内緒です(^^ゞ。


でも、応対してくれた社長さん(だと思う)は、とってもいい人でした。
いろいろ話をしているうちに、同社独自のラグレスフレーム(ラグを使わないので角度が自由に作れる)と、MTBホイールを使えば、450サイズでもちゃんとホリゾンタルな形が作れることがわかりました。

せっかくなので、寸法測ってもらったのですが。おいらの体型だと、フレームサイズは480〜490、トップチューブ長が520、ホイールは26HEでも650Aでも行けるみたいです。

まずは見積をお願いしました。
納期は2ヶ月ほどだそうです。
頼むかどうかは見積次第ということにしましたが、ここ、フレームビルダーとしてはかなり格安みたいなので、いっちゃうかも(^^ゞ。


帰宅後、寒いんだけど、どうしても走りたくなって、先日オーバーホールしたワイルドウエストで乗り出しました。

オーバーホールから帰ってきてから家の周りをちょこっと乗っただけだったのでわからなかったんですが、これ、完全に別物に生まれ変わってます。
とにかく走りが軽い!
フリーの時、チチチッっていう音がしますが、その音が完全に消えてます。
音もなく、スーッと走る。
気がついたら上三川

往復40kmがあっという間でした。
自転車、楽しいです(^^)v。


う〜む、ますます泥沼かぁ?