ルーツ

4/24〜28の四泊五日で紀伊半島に行ってきました。
自由人の特権で、GWの混雑を避けてのツーリングです(^^)v。

1日目。
結城の自宅を出発、佐野から北関東道上信越道と乗り継いで、佐久平で高速を降りました。ここはまだ桜の季節。

途中畜産試験場の桜並木があまりに見事なので、ちょっと寄り道。

ちょっと風が吹くと、まるで雪のような桜吹雪。

ヤギがたくさんいましたよ。

麦草峠を越えて、

諏訪大社に立ち寄り。

歴史を感じますねぇ。

そして今宵の宿は、妻籠の「大吉」

4組も止まれば満室の小さな宿ですが、清潔感あふれ、料理もおいしく、大満足な宿でした。

二日目。
朝飯前に妻籠を散策。

早朝の妻籠も悪くないですね。

この季節、木曽路花桃が大変きれいです。

昨夜の宿、何と日本人は我々だけでした。

台湾からの彼らは馬篭まで歩くのだそうです。

イギリスからの夫婦は、ヤマハに乗っていると言ってました。
ロッシの大ファンなんですって(^^)。

宿を後に南下します。

そして伊良子岬。

うらやましい風景(^^ゞ。

船はいいねぇ。

鳥羽に到着。以前、フェリーの中で立ちごけかましているので、上下船はいつも緊張します(^^ゞ。

今宵の宿は、伊勢御座岬の先端にある観光農園キャンプ場。
たばこが切れちゃったので、買いに行った帰り、見事な夕日に遭遇しました。

陽が沈んだ後は、きれいなお月さんと満天の星。

暑くもなく、寒くもなく絶好のキャンプ日和でした。


三日目。
日の出とともに起床。

伊勢の海を見ながら南下します。

道の駅まんぼうで、マンボウのから揚げと串焼きを。

初めて食べましたが、鶏肉そっくりの食感で、大変おいしゅうございました。

七里ヶ浜

このあたり、ウミガメの産卵地でもあります。道の駅にもカメがいます。

以前から一度見てみたいと思っていた那智の滝

日光華厳の滝に次ぐ落差133mの大滝はさすがに迫力があります。

マイナスイオンたっぷり。

急な階段をぜいぜい言いながら登り、

見事な竹林を過ぎると、

那智大社

滝と三重塔のコラボレーションがいい感じです。

神社の屋根の上ではきれいな鳥がいい声で鳴いていました。これ、何て鳥?

再び海岸線。
橋杭岩です。

この大岩、かつての大津波で運ばれてきたらしい。

そして本州最南端潮岬。

広々とした芝生の広場が最高に気持ちがいいです。

今日の宿は、潮岬にほど近い民宿。

ダイバーご用達の宿らしい。

4日目。
今日もいい天気。
またこの鳥に出会いました。

今度は紀伊半島西岸を北上します。

白浜の砂って本当に白いのね。

今回のツーリングの目的の一つ。わが一族の発祥の地を訪ねることでした。
亡くなった祖母や父から色々聞いてはいましたが、今まで訪れたことがなかったのです。
ナビを頼りに到着。吉野杉の板塀に囲まれたなんかすごい家です。

跡を継いでいる親父の従兄弟によると、南の姓を名乗ったのは正安元年(1299年)のことらしい。

近くにある我がご先祖様が建てたという歓喜寺にも行ってみました。

築250年以上経つという古いお寺です。

しかし、和歌山国体に向けての道路の拡張工事で本堂は建て替え中。

37基もあったという先祖代々のお墓詣りをしようと思っていたのですが、なんと墓石はすべて撤去されてしまっていました。

移設しようとも考えたようですが、500年以上前の墓石は動かしただけでボロボロと崩れてしまうため、残すことができなかったようです。
去年のうちに来ておけばよかったです。

本家を後にして、高速へ。
琵琶湖で日没。

実はここ近江八幡は父の生まれ故郷だったりします。いいところねぇ。

で、最終夜の宿は彦根のビジネスホテル。

五日目。
彦根から中央道に乗り、ひたすら関東へ。
勝沼で高速を降り、雁坂道を登りました。

初日、あれほど咲き誇っていた桜もそろそろ終わりです。

峠を越えて滝沢ダムで小休止。

19時前に無事帰宅。

総走行距離は1800km位かな?
5日間とも天候に恵まれ、楽しいツーリングでした。