グレードアップ(その1)

新たにやって来たホンダのバイト、家の近所を一回りしてくるとフロントフォークがこんな状態になっちゃいます。

このフロントフォークは一般的なスポーツバイクと違い、伸び側、縮み側用それぞれにスプリングがあって、底突きしたときはゴムの棒で支えます。中にはオイルは入っておらずグリスが塗られているだけ。なので乗っているとボヨンボヨンと落ち着かない。加えてこのダストシールは比較的すぐにダメになり、そこから水が入るとスプリングが錆びて動きが悪くなっちゃうのです。インナーチューブに漏れて付着しているのはグリス。しかもこの色からすると中は錆も進行しているものと思われます。

一回ばらして中を掃除して、シール新品にすればいいかとバイク屋さんにも相談したのですが、インナーには点錆あるし、シール替えてもすぐまた漏れるよと言われ、悩みました。

純正の新品買うと片側1万7千円×2=3万4千円もする(>_<)。

しかも20年も前のバイクです。部品が出るかは微妙なところ。

同じホンダのDioやZoomerと互換性があるらしいので、社外品探してみると、安いやつ(左右セット4千円くらいで買えます)は最初からばねが錆びていたりして、どうもあまり品質が良くないらしい。

そして散々悩んだ末に選んだのがこれ。

上が純正、下がKN企画が販売しているオイルダンパー式のサスペンションです。アルミ削り出しが格好いい(^^)v。

ポチッた2日後には届いたので、さっそく作業。

タイヤ外したら、ブレーキワイヤーのゴムブーツが破れているのを発見してしまいました(泣)。これもそのうち交換だなぁ。

このフォークの困ったちゃんな所はフェンダーを固定するボスが無いこと。

最初、サドルバンドで固定できるかなとホームセンターで39Φのやつ買って来たんですがガバガバで固定できず。

仕方がないので今度はアルミ板買ってきてT字に切って、曲げてホルダー作りました。固定はホースバンドで。

うん、なかなか良いんではないかな。かなりしっかり固定できましたよ。

交換後、上下にゆすってみるとノーマルよりスプリングは固い感じ。でも明らかにしっかりダンパー効いてます。

これで少しは乗り心地良くなるかな?