CRF250Rally納車

ちょっとバイクの台数減らそうと思いまして・・・。

13年乗ったセロー250と9年乗ったNC750Xを手放しました。

セローは走行29,320km。北は宗谷岬から、南は佐多岬まで沖縄以外は日本全国制覇。

NCも29,466kmこちらも全国津々浦々走り回りました。楽しかったよ、ありがとう!

 

で、代わりにやって来たのがこいつ。2引く1で1台減るんだからいいでしょ(笑)。

ホンダさんちのCRF250Rally、2023モデルのスタンダート短足仕様です。

250cc単気筒のオフ車ですが、なんと新車価格764,500円もします。乗り出し価格は80万円超!全く恐ろしい時代になったものです。

もっとも、現在中古車価格も高騰していますので、2台を下取りに出したら持ち出しもそれほどなくて済みました。新規に新車だけ買う人は大変よねぇ。

 

それにしても面妖な面構えです(笑)。ラピュタに出てくるロボット兵みたい。

ライトを点けるとこんな感じ。左右非対称が余計に強調されます。好みは分かれるんでしょうが、一目でRallyとわかるこのデザイン、私は結構好きです。

スタンダードモデルなので、シート高はセローと同じ830mm。身長165cmの私でも両足つま先がちゃんと着きます。

単にシートを削って車高を下げているわけでなく、ちゃんとサスペンションから変えていますので、ポジションがへんてこりんになったりすることもなく、実にうまく作られています。

メーターはこんな感じ。

先代モデルに比べ、文字が大きくなり、ギヤポジションメーターが追加されました。また、かなり高い位置にあるのでメーターを見る時の視線移動も少なくて済み、とても見やすい。

 

CRF250Lに比べると、ハンドル内にウエイト、ステップにゴムラバー、シートもラバーマウントが追加されて振動対策も万全。実際、嫌な感じの振動はほとんど出ないです。

排気音は初代から比べると結構勇ましく、単気筒らしいはじけるような音がします。W800もそうですけどユーロ4以降、ノーマルでもいい音するバイク増えましたね。

灯火類はヘッドライト、ウインカーはLEDですがテールライトはなぜか電球タイプ。まぁ、どっちでもいいですけど・・・。

エンジンは水冷DOHC単気筒。フルカウルだからほとんど見えませんが、CB250Rとかレブル250と同じエンジンらしいです。

ミッションは21年モデルから1-5速がショート化される一方、6速はオーバードライブ気味にロング化されて高速道路が快適になっているらしい。

ホンダのオフ車で一番心配だったのがサイドスタンド。XLの時代から空荷だと倒れすぎ、荷物を積むと車体が立ってしまって反対側に倒れるモデルが多かったイメージだったのですが、これは大丈夫かな。接地面も先代モデルとは形状が変わり、土の上でも潜り込みづらくなってますね。

まだ、購入したバイク屋さんから自宅まで40kmほどしか走っていませんが簡単なインプレッション。

 

まずはまたがった感じ。

でかいっす。でも軽い!セローより20kg位重いはずですが、引き起こしも取り回しもほぼ同じ感覚。

そして走り始めると、本当に250?本当に24馬力?っていうくらい力強い。一般道を走る限り、4,000回転も回っていれば十分車の流れもリードできるし、ハイギヤード化された6速での巡行はとても平和。

乗り心地は極めて上質です。とにかくサスが良く動く。セローは常にコツコツと小さな路面の凹凸を体に伝えてきたし、NCに至ってはなんでこんなに?と思うほどハンドルに衝撃が来るので長時間乗っていると手がいたくなるほどでしたが、Rallyは大きなギャップから小さな路面の継ぎ目まで実にスムーズに越えていきます。シートもお尻のどこか1点に圧力が集中することもなく、40km1時間程度の走行では全く痛くなりませんでした。

これ、サスの長いS仕様ならもっと快適なんでしょうね。あぁ、足の長い人がうらやましい(^^;)。

更に絶大なる防風効果を生むウインドスクリーンと大型のカウル。ロングスクリーンを付けたNC750Xより整流効果高いです。ガソリンも12.8L入り、燃費の良さも相まって航続距離はあの巨大タンクのアフリカツインより長いそうですので、これまで250オフ車が苦手としていた高速道路を使ったロングツーリングも快適なんじゃないかと思います。

全体的に、カウルの材質などコストダウンを感じるところはあるものの、エンジンやサスペンション、バイクの譲っちゃいけない部分はしっかり金をかけて作ってある、そういう感じのバイクですね。まぁ、高いだけのことはあるってことか・・・。

 

いよいよバイクシーズン到来。怪我も癒えたし、楽しみになって来たー(^^♪