北海道2024冬

2月5日から16日まで北海道に行ってきました。例年になく流氷の着岸が早いと聞いていたので楽しみ~♪

 

1日目。

行きは大洗ー苫小牧のサンフラワー。

笠間あたりから雪が降り始め、水戸市内から既に北海道感増し増し(笑)

そして大洗港到着。

事前の天気予報で雪になるとは聞いていたので早めに家を出たおかげで待ち時間長し。暇なので車内で「紅の豚」見てました。何回見てもいい映画ね。格好いいとはこういうことさ。

船内の食事はバイキング。元を取るため、これでもかって位食います。ご飯3杯お替りしました(^^;)

2日目。

苫小牧に降りたら、積雪ゼロ。

とりあえず今日は南富良野まで。

途中の道の駅で、昼食。天ぷらそば頼んだんだけど、おじさん耳が悪いらしく、3回くらい聞き直したのに出てきたのはかしわ蕎麦(^^;)。でも旨そうだったのでそのままいただきました(笑)。

この日の宿はゲストハウスEBISAN。泊まるのは3回目かな?苫小牧からだと150キロほどなので、初日の脚慣らしにはちょうどいいのです。

夕食は無いけど、朝食はトースト&コーヒーにベーコンエッグが付きます。

3日目。

富良野経由で白一色の美瑛に寄ってみる。

拓真館。ここの駐車場で思いっきりすっ転びました(-_-;)。以後、スパイク装着。

深川経由で日本海オロロンラインへ。道路に雪が無いので快適ですが、これ、日が暮れて気温が下がったらツルツルですよね。陽のあるうちに宿に向かおう。

この道、北海道らしい景色で大好きですが、あんまり休憩ポイントがありません。定番の鯡番屋でトイレ休憩。

稚内まで行こうと思ったけど、日が暮れちゃいそうだったので、今宵の宿は天塩の日の丸旅館。お仕事の人ばかりでした。何人かは何でも天塩川にかかる橋の撤去に来ているそうで、「天候が荒れたらお休みなんでしょ?」って聞いてみたら「うちの会社は猛吹雪でもやります」って・・・マジか?

4日目。

サロベツ原野を激走。雪煙上げながら爆走してると車の後ろはこうなります(笑)。

ブレーキランプもウインカーも見えなくなるから止まるたびに雪落としが必要。

久しぶりに水族館寄ってみました。アザラシ君がかわいい。

以前は無かったかと思うけど、南極探検隊の資料館があったり、

プラネタリウムがあったりして、結構楽しめました。

そして、今年も来ました最北端。

宗谷岬をぐるりと回った後はオホーツク側を南下。

日本一平均年収が高いといわれる猿払あたりからちらほらと流氷が見え始めました。

クッチャロ湖で白鳥を見て、

浜頓別で昼飯食おうと思っていたのですが、どこも休みで結局セイコーマートの弁当に(-_-;)。

そしてこの日の宿は雄武の朝倉旅館。

夕食もたっぷりで大満足。

5日目。

朝は結構冷えました。

再びオホーツクを南下。日の出岬あたりで既に流氷びっしりです。

紋別に到着。予約しないと乗れないかと思っていたガリンコ号、当日券で乗れました。

天気も良いし、絶好のガリンコ号日和!(^^)!。

いやー、すごい凄い。

流氷は何度か見に来ましたが、これほどの着岸は初めてです。

巨大なドリルでバリバリ氷を割って進む姿は迫力満点!

間近でオオワシとかオジロワシも見れた大満足の1時間でした。

たっぷり楽しんだ後は紋別の街中で肉!

そしてサロマ湖。写真右側がサロマ湖、左側がオホーツク海です。どっちもカチンコチン(笑)。

常呂町カーリングホールに寄ってみました。

カーリングのレーンって結構広いんですね。あれで正確にストーンを投げるなんてノーコンの私には絶対無理(^^;)。

やっぱりオリンピックに出る人たちってのは凄いと思います。

この日は斜里まで足を延ばしました。宿は斜里温泉湯元館。素泊まりですが、2つのよくしつがあっていいお湯でした。

6日目。

まずは知床半島ウトロまで。とにかく、流氷の迫力が半端ない。

ウトロの港はびっしり。

ガイド付きのツアーもやってました。皆さん、万一に備えてウエットスーツ着てます。普通の服で落ちたら、10分と持たないでしょうからねぇ。つい何日か前、シャチが閉じ込められたってニュースでやっていましたが、どうやら無事脱出したようです。てか、落ちたらシャチのエサになるってこともあるのか?

ネイチャーセンター。

岩尾別の冬季どん詰まり。知床連山が綺麗でした。

一旦斜里まで戻って美幌峠へ。

屈斜路湖。全面結氷してました。今年は冷えたので諏訪湖御神渡りみたいな現象もみられたらしい。

そして摩周湖

山を下りて今宵の宿、温泉民宿摩湖。昔、リアカー引っ張って徒歩で日本中を歩いた人がやっているらしいです。トイレが和式しかなく、しかも男性用小用が無いのはちょっと困惑。お風呂は良かったです。

7日目。

まずはライダーの聖地開陽台。さすがにライダーはいませんでした。

北19号。何のことはないただの一本道ですが、何故か写真を撮ってみたくなります。

そして再び知床半島羅臼へ。羅臼岳にかかる雲がすげー!

ここは天候さえ許せば、絶対外せないんですよ。

熊の湯。相変わらずあっちっちです。もうね、「フンガー!」って声を上げながらでないとお湯に浸かれないレベル(笑)。

野付半島。今年ははやくもここまで流氷が回ってきてました。いつもより2週間くらい早いらしい。

海岸近くまで歩いていくと、ぐごごごごっっと氷がぶつかり合いながら動いている音が聞こえます。

今宵の宿は、標茶の木理。

ぴーちゃん、久しぶりー!

ここのご飯はいつも楽しみです。

8日目。

キーンと冷えました。気温マイナス18℃。釧路川の土手は霧氷が綺麗です。

鶴居村に寄ってみました。何度見ても、この鳥は美しいと思います。

頭の上を飛んでいく姿は圧巻!

 

阿寒岳

阿寒湖に到着。ここ、湖の上です。本当に車停めて大丈夫?

初めてスノーモービルに乗ってみた。2kmで1600円だったかな。アクセルはレバー式なので、バイクの癖で加速しようと右手のグリップひねっちゃって加速しねーってなります。あっという間に40キロくらい出ます。なかなかスリリング。家の近所で乗り回せる場所があるなら1台欲しい(笑)

 

足寄で恐竜博物館に寄ってみる。足寄って大昔は海だったんですねぇ(驚)。

入り口に立派な骨格標本があったので、これが恐竜の骨かぁと思ったら馬でした(^^;)。

そして今宵の宿は幌加温泉鹿の谷。食事は無いし、ごみは持ち帰りだし、携帯もつながらない、文字通りのポツンと一軒家だけど、その秘境感がまた最高で何度も訪れています。

宿主の耳の聞こえないおばあちゃんに会えるかなと思ったのですが、体調を崩して施設に入ってしまったらしく、会えませんでした。今は若い2人の方が切り盛りしています。

それにしても4種類のお湯が楽しめるここの温泉は本当に気持ちいいです。

この露天風呂で眺める星空は、周りに町が無いから本当に真っ暗でそのまま昇天してしまいそうなほどきれい(^^;)。

9日目。

三国峠を北上。ここで道に雪が無いなんて、初めての経験です。やっぱり今年は暖冬なのか?

大雪湖。

層雲峡。銀河の滝。アイスクライミングやっている人たちがいるのにビックリ。見ている間にも小さい雪崩が起きていたし、落ちたらまず命はないよね?

旭川を抜け、小樽へ。

宿は和の風。1階が銭湯になっていて300円で入れます。部屋はきれいでなかなか居心地よかったです。

 

素泊まりなので夕食は外のすし屋でちょっと贅沢。やっぱり小樽の寿司はうまいやね。

10日目。

小樽市内を散策するも、記録的な暖かさで道路はぐちゃぐちゃ。歩道は凍っているところが多く、転んでいる人多数(^^;)。

余市ニッカウヰスキーの工場に寄りましたがいつのまにかガイドツアーは予約制になっていました。コロナの影響かなぁ。

積丹半島を回ってみる。

この岩って、犬が遠吠えしている姿なんですね。言われてみれば確かにそうも見える。ちょっと悲しい伝説。

神威岬。いつもなら積雪でここまで歩いてくることは不可能なんですが・・・大丈夫か地球?

最終日の宿は、函館北斗駅前のビジネスホテル。大浴場付きで3500円と格安。

 

10日目。

いよいよ北海道ともお別れです。函館港到着。函館市内は積雪ゼロ、ホントかよ。にしても、ジムニーきったねー(苦笑)。

ちょうど昼時の便だったので、売店で350円也の弁当を買って食べました。

夕方4時、さほど揺れることもなく青森港到着。

今回往復大洗便を使わなかったのはここに泊まってみたかったから。

青森、酸ケ湯温泉。

夏は何度も近くのキャンプ場に来て、温泉だけは入ったことがありますが宿泊するのは初めてです。いかにも湯治場という風情が豊かで、食事もおいしゅうございました。

そしてお湯の気持ちよさは言わずもがな。

12日目。

いよいよ最終日。今日は一気に茨城まで帰ります。

日本一の豪雪地帯と言われる酸ヶ湯温泉ですが、昨日来るときは道路に全然雪がありませんでした。ところが一夜明けたら・・・

さすが日本一の豪雪地帯。油断は大敵ですな。

黒石からは東北道に乗って一気に自宅へ。

安達太良。ここまでくると帰ってきた感があります。

ジムニーは2万3千キロを越えました。

翌日、2月最高の気温を記録する中、高圧洗浄機を使ってしっかり洗車。

綺麗になりました。お疲れ、ジムニー