雨降り高原

ではなく、霧降高原に行ってきました。

また寝坊すると嫌なので前夜のうちに出発。
霧降高原スキー場第3リフト下の駐車場で一泊。

夜が明けると・・・

だ〜れもいない・・・。
つか、霧で何にも見えましぇん(ToT)。まぁ、こんな天気の日に山登りする物好きな奴なんてそうはいないわな。
やめて帰ろうかと思案しながら、朝食のパンをかじっていると・・・

あらら、霧が晴れてきた(^^)。
まだパラパラと雨が降っているけれど、景色が見えるなら登ってみましょうと、朝7:00、いそいそと雨支度をして出発。

この時間はまだリフトが動いていないので、ゲレンデ脇の樹林帯を登ります。
霧降のスキー場なんて大した斜度ではなかろうと思っていたのですが、さにあらず。
いや〜、きついきつい(>_<)。
おまけに歩道は粘土質の土でツルツル滑るんで、場所によってはロープとか木の枝とかに捕まっていかないと登れません。
ぐんぐん高度を稼いでふと振り返ると、

ひょえーっ、いい景色〜♪

1時間ほどでキスゲ平。目指す赤薙山が見えてきました。

ここまでは、リフトを使えば簡単に来れます。
過去何度か訪れたことがあるのですが、いつかはこの稜線の向こうに行ってみたいと思っていたのです。

稜線を登り始めると、眼下には丸山が。

それにしても雲海が綺麗です。

道はやがてガレてきますが、粘土の登山道よりなんぼか歩きやすいです。

徐々に近づく山頂。

登山道脇にひっそりと咲く高山植物

直下の急坂を登りきるとようやく山頂。2010m!

残念ながら、山頂はあまり展望がききません。
木々の間からようやくこの風景。

ここで今日、初めて人に会いました。
何でも、夜中の2時に駐車場を出て、女峰山まで行ってきたんだそうです。
夜中の2時!すげー(◎◎)。


ここでかなり早い昼食、と思ったのですが、雨と汗でぐしょぐしょの衣類は標高2000mの気温であっという間に体温を奪います。
おにぎり1個食べただけで、あまりの寒さに下山開始。

一旦キスゲ平まで戻り、今度は丸山へ。
急坂を登りきると、広々した山頂です。

赤薙山より約400m低く、気温もかなり高めなので、ここでゆっくり休憩。
次々と姿を変える雲海を眺めながら1時間も長居してしまいました。

ボヘーッとしていたら目の前の小枝にヒバリがやってきた。

全然人を恐れません。
ピーチクパーチクうるせー(^^ゞ。

十分休養をとった後は駐車場に向かって急坂を下って行きます。
もう、ひざがガクガク(>_<)。

やっと平らになったところが八平が原。

ヌタヌタの道を転ばないように慎重に下って、ようやく第3リフト乗り場。

そろそろ、ニッコウキスゲも咲き始めていました。

駐車場に戻り、さて着替えるべと思ったら、替えのズボンを忘れました(ーー;)。
泥だらけの上に、パンツまでぐっしょりなのに・・・orz。
仕方がないので、そのまま帰宅。
16:00ジャストに帰着しました。

おまけ。
おいらの雨支度。本邦初公開!
夏場はカッパは蒸れるので、ポンチョです。

しっかし、しょぼくれてるな(ーー;)