今回の北海道行きを決めたのは休みの2週間前。さすがに土曜日のフェリーは予約が取れず、本州で一日余裕がありました。
そこで、東北の中でも最も好きな場所のひとつ、八甲田に立ち寄りました。
泊まりは酸ヶ湯キャンプ場。
Ｐａｎの外気温計が３９℃を指し、殆どフライパンのような東北道を６００ｋｍほど走り終えて、ひんやりとした風が吹き渡るここへ着いた時の幸せ感と言ったら・・・(^^)。
このキャンプ場、かつては傾斜地ばかりで水はけも悪く、いかにも野営場といった雰囲気の野趣溢れるキャンプ場でした。でも、何故かお気に入りで何度も来ています。
それが２年ほど前、大々的に改修されて電源付きオートキャンプも出来る立派なキャンプ場に生まれ変わりました。
かつて掘立小屋だった管理等もこんなに立派に。
立派になったのはいいけれど、料金も立派になっちゃったのがちと難点。フリーサイトで1000円でした。
おいらがここを気に入っている理由のひとつは、星空が綺麗なこと。
この夜、管理人さんの話によれば２週間ぶりの晴天だったそうですが、それこそ宝石をちりばめたような見事な星空を見ることが出来ました。
芝生の上にシートを敷いて横になり、しばらく眺めていたのですが、なんだか自分が宙に浮いているような不思議な浮遊感。
と、突然、北の空に真っ赤な流れ星が。
それが南に向かってスーッと流れたのですが、途中２度ほど猛烈に明るくなり、流れ去った後にわずかな流星痕が残りました。流れ星と言うより、大火球と言った方がいいと思います。
この日、東海地方で原因不明の爆発音が聞こえたそうですが、もしかしたらこの火球が原因かも知れません。
翌日はロープーウエイを使って、田茂萢岳へ。
山頂駅付近は２０℃ほどで本当に気持ちがいい。
30分コースと1時間コースがありますが、時間もあるので1時間コースをのんびり歩いてみることに。
熊笹に覆われ、広々とした高原がまた最高。
湿原あり、
高山植物あり
遊歩道はハイヒールでも歩けるほど、綺麗に整備されています。
でも、ここは火山です。
つい先日も山に入った中学生が火山ガスにやられて亡くなったのは記憶に新しい。
プチハイキングを堪能した後は、睡蓮沼へ。
奥入瀬渓流もマイナスイオンたっぷりで綺麗でした。
