7×50

7×50・・・何のことかと言いますと、こいつのことです。

双眼鏡ですね。
7×というのは7倍と言う意味で、50は対物レンズの口径が50mmと言うことです。
元々は星見のために手に入れたこの双眼鏡。よくせっかく遠くにあるものを見るんだから倍率が大事でしょと考えがちですが、さにあらず。明るさ命、視野の広さ命の天体観測用は口径50mmの場合、7倍というのがベストなんです。
実際、こんなおもちゃみたいなのでも、アンドロメダ星雲やオリオン座の大星雲は本当によく見えます。
プレアデス星団もしっかり視野に入る。


が、鳥見用としてはどうなんだろうと思っていたのも事実。
もうちょっと倍率あった方がいいのかなと。
ところが先日の渡良瀬で使ってみて、びっくり。
物凄くよく見えるわけですよ、これが。
口径80mmのフィールドスコープも持っていいるんですが、両目で見る双眼鏡は遠近感もくっきりわかるし、こっちの方がいいかもです。
しかも倍率が低いので手持ちでもぶれない。
倍率が低いといっても、カメラの500mm級の望遠レンズくらいの見かけはあり、さらに視野が広いので目標物も見つけやすい。
こりゃ新たな発見です。

可能であれば、これで一回鳥を見てみたいような気もするんですが、さすがにでかすぎるか(^^ゞ
http://d.hatena.ne.jp/tosibo3/20070924